今日は、「英国王のスピーチ」という映画を見ました。
主人公のバーティーは、ちょうど、第二次世界大戦が
始まった時の英国王でした。国王としての名前は、ジョージ六世。
彼は王族ですから、人前で話すことが必要でした。
始めて人前で話した時は、まだバーティーの父である、
英国王ジョージ五世の代わりにスピーチをしたときでした。
その時、彼はまったくしゃべることが出来ませんでした。
なぜかというと、彼は吃音だったからです。
有名な先生にお願いもしましたが、治りませんでした。
バーティーは、自分の吃音は治らないと諦めかけていました。
そこで、バーティーの奥さんが言語障害の専門家である、
ローグを見つけ、治療をお願いしました。
ローグのやり方は、今までの医者のやり方と違い、
バーティーを王族だからといって特別扱いはしませんでした。
対等な立場で、親身になり治療しました。
治療もしましたが、心のケアもしていきました。
その結果、饒舌とはいえないけれど、人前で話せるようになりました。
この映画をみて気づいたのは、
自分が自分を信じ、
諦めなければ、どんなことでもできるのだということです。
できないと思っているうちは、できない。
やろうとする強い気持ちが大切なのだと思いました。